S&P500種のバリュエーション、ドットコムバブル期のピークに接近

  • 株価売上高倍率は2.3倍、2000年以来の高水準
  • 「10%程度の下げはいつでもあり得る」-ミラータバクのメイリー氏

米S&P500種株価指数が売上高との比較でここまで上昇するのは久しぶりだ。

  4週間連続の上昇によりS&P500種の株価売上高倍率(PSR)は2.3倍に達した。これはインターネットバブル最終局面以来の水準だが、その当時でさえ平均的な水準からはかけ離れていた。ブルームバーグが集計したデータによると、S&P500種のPSRは1999-2000年の27日間で2.3倍以上だった。

  米国株が平均して4日ごとに高値を更新したこの1年、バリュエーションを表す多くの指標と同様にPSRも押し上げられた。ただ、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)はドット・コム・バブル局面で付けた最も高い水準には届いていない。
             

  ミラー・タバクのストラテジスト、マット・メイリー氏は「売上高の数字をいいかげんに扱ってはいけない。この数字がこれ程高いということ自体、一度立ち止まって考えるだけの十分な理由かもしれない」と指摘。「1999年当時、バリュエーションが伸びきっていたということは誰もが分かっていたが、それに対して何かすることを誰も望まなかった。2018年は株高が続く可能性があるにしても、10%程度の下げはいつでもあり得る」と述べた。
                
原題:S&P 500 Teeters at Valuation Level That Caved In at Dot-Com Peak(抜粋)

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