映画定額パスの米ムービーパス、加入者100万人突破-利益確保が課題

  • 正規料金を劇場に支払うムービーパスは加入者が増えると損失は膨張
  • 継続企業として存続し得るか疑問が浮上-ヒリオスが先月に届け出

A worker scoops popcorn at a concession stand inside a Cinemark Holdings Inc. movie theater.

Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

月額9.95ドル(約1100円)で毎日1本の映画を劇場で鑑賞できる定額パスを提供する米ムービーパスの加入者数が100万人を突破し、出資者は利益を得る方法の確保を迫られている。

  親会社ヒリオス・アンド・マセソン・アナリティクスの20日の発表資料によると、8月の新料金公表後、ムービーパスの顧客ベースは65倍余り増加した。

  映画のチケット代は一部都市では約15ドル。この正規料金を劇場に支払っているムービーパスは、パスを売れば売るほど損失が膨らむ。同社は広告販売や劇場側から値引きを獲得することで差額を埋める計画だ。そうした損失と資金調達ニーズを背景にムービーパスが継続企業として存続し得るか疑問が浮上していると、ヒリオスは先月の届け出で指摘していた。

  いずれにせよ、ムービーパスの思い切った料金設定は映画館運営会社に衝撃を与えた。シネマーク・ホールディングスは今月に入り、月額8.99ドルで毎月1本映画を鑑賞できるサービスを開始AMCエンターテインメント・ホールディングスも定額サービス導入を目指す可能性を示唆している。

原題:Movie-Ticket-a-Day Service Surpasses 1 Million Subscribers(抜粋)

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