今後5年で100モデル超の電気自動車投入へ-買い手はいるのか

  • 電気自動車は現在、世界全体の自動車販売のわずか1%-LMC
  • 実需がどうなるか誰も分からない-フォードのタイタン氏

世界の自動車メーカーが今後5年で投入する電気自動車(EV)は100モデルを超える。だが、何か忘れてはいないだろうか。この新しいテクノロジーにドライバーの方がまだそれほど熱中しているわけではないということだ。

EV

Illustration: Cathryn Virginia

  調査会社LMCオートモーティブによれば、EVは現在、世界の自動車販売のわずか1%。米国ではそれ以下だ。2025年まででも米国需要の2.4%を占めるにすぎず、世界全体でも10%に届かないという。

 

  米フォード・モーターのプロダクト開発・購入グローバル責任者ハウ・タイタン氏は、EVの「実需がどうなるか誰も分からない」と話す。同氏によれば、世界全体で今後5年間に投入されるEVは127モデル。

  LMCのジェフ・シュスター上級副社長(予測担当)はインタビューで、「実際の販売の伸びよりも過度に強調されているのは確かだ」と指摘した上で、米EVメーカーの「テスラが熱狂的な人気を得て、それがこうした状況を生み出す要因となった。他社が考えているのはテスラ人気の一部をどうやって捉えることができるか、自社のラインアップをEV化することで、人気を博することができるのだろうかということだ」と分析している。

原題:The Near Future of Electric Cars: Many Models, Few Buyers(抜粋)

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