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【米国株・国債・商品】株もみ合い、国債は大幅安-税制法案可決

更新日時
  • S&P500種では消費関連や不動産が下落-エネルギーや通信は上昇
  • 米上下院は税制改革法案を可決し、トランプ大統領に送付
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

20日の米株式相場はもみ合い。一方で米国債利回りは9カ月ぶり高水準に上昇した。米下院はこの日、税制改革法案を再可決し、トランプ大統領に送付した。

  • 米国株はもみ合い、消費関連や不動産が安い
  • 米国債は大幅安-10年債利回り2.50%
  • NY原油は続伸、米在庫が大幅減-輸出は急増
  • NY金は上昇、ETF通じた保有量は3カ月ぶり低水準

  S&P500種株価指数はほぼ変わらず。消費関連株や不動産株の下落も全体の重しとなった。一方でエネルギーや通信は上昇した。

  米上院は20日未明に税制改革法案を可決。その後、下院も可決した。下院は19日にいったん可決していたが、手続き上の不備が判明したことから20日にあらためて採決した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下落の2679.25。ダウ工業株30種平均は28.10ドル(0.1%)下げて24726.65ドル。ニューヨーク時間午後4時32分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.50%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸。約2週間ぶりの高値となった。米エネルギー情報局(EIA)の統計で原油在庫が4カ月ぶりの大幅減少となった一方、輸出は急増したことが示された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比53セント(0.9%)高の1バレル=58.09ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は76セント上げて64.56ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。金連動型上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・シェアーズ」を通じた金保有量は2日連続で減少し、3カ月ぶりの低水準となった。米税制改革で企業利益が押し上げられるとの楽観を背景に株価は最高値圏にあり、金など逃避先資産の需要は減退した。ニューヨーク時間午後2時15分現在、金スポット相場は前日比0.3%高の1オンス=1265.91ドル。四半期ベースではこれまで1.1%下落している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.4%上げて1269.60ドルで終了した。

  ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのシニアポートフォリオマネジャー、ケビン・キャロン氏は「税制改革法案の可決で、市場はお祝いムードになると期待もあろう」とした上で、「だが実際のところ多くは、この瞬間を見越してここ1年ほど展開されてきたドラマの一部だ。市場としては既に織り込んでいた状況が実際に起きたということだ」と続けた

原題:Bonds Tumble, Equities Mixed as Tax Bill Passes: Markets Wrap(抜粋)
Crude Climbs as U.S. Storage Nose Dives and Foreign Orders Jump
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(市場関係者のコメントを追加し、更新します.)
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