米下院共和党、暫定予算案で上院の計画阻止を検討-共和党スタッフ

  • 保険市場安定化策を上院案から除き、可決後再送付する案を検討
  • 23日に日付が変わる前にすべて行う必要がある

The U.S. Capitol building stands in Washington, D.C., U.S..

Photographer: Zach Gibson/Bloomberg

米下院共和党指導部は、政府機関閉鎖の回避に必要な暫定予算案可決の期限の22日が迫っていることを利用して、暫定予算案に幾つかの案を付加した上院の一体化案から、保守派の反発を呼んでいる医療保険制度改革法(オバマケア)の保険市場安定化策を除いた案を上院に承認させることを検討している。共和党スタッフが明らかにした。

  それによると、下院共和党は政府機関の運営を来年1月19日まで賄う自らの暫定予算案に2018年度の国防総省歳出案などを付加した案を共和党のみの支持で可決する計画。可決後、上院に送付された同案は国防総省歳出案が削除され、医療保険に関する2つの措置が加えられる見込みだ。医療保険の措置を加えるのは、民主党の支持を得る必要があるほか、税制改革案を支持するなら医療保険の措置を講じるとコリンズ共和党上院議員と約束したためだ。

  この一体化案は上院で可決される可能性があるが、その場合、下院では上院から戻された同案からヘルスケア条項を削除して可決し、同案を再度上院に送付する可能性がある。これらは全て、23日に日付が変わる前までに行う必要がある。もしできないなら、議員らは数日間だけでも資金を賄う別の暫定法案が必要になるが、この場合、議員らは新年早々ワシントンに戻らなければならないという。部外秘の戦略の議論であることを理由に、同共和党スタッフが匿名で語った。

原題:House Republicans Consider Trying to Jam Senate on Spending Bill(抜粋)

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