テンセントと京東、中国ネット小売り唯品会に出資へ-アリババに対抗

  • 唯品会に970億円出資、電子商取引とデジタル決済でアリババと競う
  • 京東サイトとテンセントのデジタルウォレットで唯品会と業務提携も

中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)と電子商取引会社JDドットコム(京東)は、米株式市場に上場する中国オンライン小売りの唯品会(ビップショップ・ホールディングス)に8億6300万ドル(約970億円)を出資する。3社が連携し、電子商取引とデジタル決済でアリババ・グループ・ホールディングに対抗する。

  テンセントと京東が電子メールで18日配付した資料によると、両社は唯品会の15日終値に55%を上乗せして株式を取得することで合意した。業務面でも京東のサイトと、10億人近くが使うテンセントの微信(ウィーチャット)上のデジタルウォレットで唯品会へのリンクを用意するなど協力する。

  かつては主にビデオゲームの配信で知られたテンセントは、微信を中国最大級のソーシャルメディアプラットフォームに育ててきた。今では微信と京東を使って電子商取引最大手のアリババと争う計画だ。テンセントは京東の大株主でもある。

  テンセントは唯品会の発行済み株式の約7%、京東が5.5%を保有する。

原題:Tencent, JD Back Chinese Online Retailer in Battle With Alibaba(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE