【米国株・国債・商品】株と国債が下落-米税改革法案は大詰め

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

19日の米金融市場では国債相場が大幅安となったほか、株式相場も下落した。米議会共和党はこの日、税制改革の実施に向けて前進した。

  米下院はこの日午後に税制改革法案をいったん可決。ただ、上院ルールに反する条項が指摘されたため、再度下院で採決する必要がある。S&P500種株価指数はこの日、3日ぶりの下落となった。前日までの2営業日では1.5%上昇していた。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%安の2681.47。ダウ工業株30種平均は37.45ドル(0.2%)下げて24754.75ドル。ニューヨーク時間午後4時39分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.46%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反発。1週間ぶりの高値となった。米国の原油在庫が5週連続で減少するとの見通しを背景に買いが入った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比30セント(0.5%)高の1バレル=57.46ドルで終了。同限月はこの日が最終取引日だった。中心限月の2月限は34セント高の57.56で終えた。ロンドンICEの北海ブレント2月限は39セント上げて63.80ドル。

  ニューヨーク金相場は小反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.1%下げて1オンス=1264.20ドルで終了した。

  共和党が立法上の大きな勝利に近づく中、市場は税制改革法案が米経済にどう影響するか見極めようとしている。来年の成長には寄与すると見込まれているが、中長期的な影響はやや不透明だ。

  期間が長めの米国債は、2日間の下げとしてはここ1年で最大となった。  

原題:Stocks, Treasuries Down as House Passes Tax Law: Markets Wrap(抜粋)
House to Vote Again on Tax Bill Tomorrow After Procedural Snag
Crude Propelled Higher on Strengthening Signs of Dwindling Glut
PRECIOUS: Gold-Oil Ratio Near 2017 Low as Demand for Havens Ebbs

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