【NY外為】ドル指数が低下、ユーロ上昇-下院は税制法案可決

更新日時
  • ユーロは主要10通貨全てに対し値上がり、対ドルで一時0.6%高
  • ドルは対円で上昇、113円08銭で日中高値つける

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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

19日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が小幅低下。法人税引き下げを盛り込んだ税制改革法案が米下院を通過したこの日、ドルは主要10通貨に対し高安まちまちとなった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、午後に入ってそれまでの上昇分を全て消した。税制改革法案は下院を通過。ただその後、米上院予算委員会の民主党トップであるサンダース議員は声明で、上院側がバード・ルールに反する条項を見つけ、上院は税制改革法案の採決の前にこれを法案から削除する必要があると説明。上院で法案が修正されれば、下院は修正内容を承認するため再度採決が必要だとした。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、ドル指数は前日比0.1%低下。ドルは対円で0.3%上げて1ドル=112円90銭。対ユーロでは0.5%安の1ユーロ=1.1840ドル。

  ユーロは主要10通貨全てに対して上昇。ドルに対しては午後に1ユーロ=1.1849ドルで日中高値をつけ、2日続伸となった。

  ドルは対円で上昇。日中は一時0.5%高とここ1週間余りで最大の伸びとなり、113円08銭まで買われる場面もあった。

欧州時間の取引

  米税制改革法案の上下院採決を控えて投資家が資金を引き揚げる中、ドル指数が2日続落した。欧州およびロンドン拠点のトレーダーによると、休暇シーズンを前にマクロ投資家やリアルマネー勢は影を潜め、活発な市場参加者は短期筋のみという状況下で、主要通貨は最近の取引レンジ内にとどまった。

原題:CORRECT: Dollar Sheds Gain Amid Tax Vote; Euro Advances Vs Peers(抜粋)
Dollar Winds Clock Back as Volatility Wanes Ahead of Year-End

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