ヘッジファンドの年末賞与期待額-平均6330万円は「希望的観測」か

  • バイサイドのプロ500人を対象にオディシーが調査を実施
  • 別の調査によれば、PEのプロたちは年末の賞与が14%上がると期待
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

ヘッジファンド のプロたちは年末のボーナスが39%増加すると期待していることが、バイサイドのプロ500人を対象にオディシー・サーチ・パートナーズが実施した調査で明らかになった。ただ、人材あっせん会社オディシーのパートナーの1人は、楽観的過ぎる可能性があるとの見方を示した。

  オディシーの18日の発表によれば、回答者は年末ボーナスが平均56万2000ドル(約6330万円)と、前年の40万5000ドルから増えると期待している。部門責任者やパートナー、ポートフォリオマネジャーの期待額は79%増の138万ドル。

  一方、同社が500人を対象に実施した別の調査によれば、プライベートエクイティ(PE、未公開株)のプロたちは、年末の賞与が14%上がると期待。このうちプリンシパルの期待額は8%増の35万5000ドルであることが分かった。
  

  ヘッジファンド・リサーチ(HFR)がフォローする指数によれば、年初から11月末までのヘッジファンド全体の運用成績はプラス約6%と昨年通年のプラス2.8%を上回ったが、S&P500種株価指数の上昇率(18%強)には届かない。

  オディシーのパートナー、アンソニー・ケイズナー氏は「資産が十分に増えず、手数料も引き続き圧迫される状況で、ボーナス原資がそれほど大幅に膨らんだと考えるのは希望的観測かもしれない」と電子メールで指摘した。         

原題:‘Wishful Thinking’? Hedge Fund Managers Expect a 39% Bonus Bump(抜粋)

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