フィンテック小型株が2600%急騰、仮想通貨効果で

  • ロングフィンは仮想通貨でマイクロレンディングを行う企業買収発表
  • ロングフィンの株価は18日の取引で一時前日比548%高の142.82ドル

Multiple cables connect to powered supercalculator Blade computer units during testing at the Bull SA headquarters.

Photographer: Balint Porneczi

 フィンテック企業ロングフィンは、仮想通貨でマイクロレンディング(小口融資)を世界的に提供するジデュー・ドット・コムを買収すると発表した結果、時価総額が約70億ドル(約7880億円)に膨らんだ。

  13日に上場したばかりのロングフィンの株価は18日、上場日以降の上昇率が一時2600%余りに達した。ジデューを関連会社メリディアン・エンタープライゼズから買収するとプレスリリースで明らかにした15日以降の株価上昇が、その大部分を占める。ジデューは仮想通貨だけに限定し、「ブロックチェーン(分散型デジタル台帳)技術に基づくグローバル・マイクロレンディングのソリューション」を提供する企業だ。

  ロングフィンの株価は18日の取引で、一時前営業日比549%高の142.82ドルを付けた。このところ仮想通貨絡みの小型株上昇が相次ぎ、ドットコム・バブル時代を想起させる。当時はインターネット関連ならどんな株式でも市場で大歓迎されたと言ってよい。

  ロングフィンのベンカット・ミーンバリ最高経営責任者(CEO)にとっても、今回の急騰は行き過ぎに映る。同CEOは18日の電話インタビューで、「仮想通貨を巡る発表に基づく、常軌を逸した熱狂的な投機だ。そうなるとは思いも寄らなかった。これは正気を失った取引であり、当社のファンダメンタルズとは無関係だ」と語った。

原題:Fintech Microcap Surges 2,600% After Touting Crypto Link (2)(抜粋)

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