サウジ財政赤字、2017年は対GDP比10%下回る-財務省

  • 今年の財政赤字は8.9%と16年の12.8%から縮小
  • サウジ政府は19日に18年予算案を発表予定

サウジアラビアの2017年の財政赤字は縮小し、原油価格下落で財政が悪化して以来初めて対国内総生産(GDP)比10%を下回ったようだ。サウジは来年の予算案を19日に発表する予定。

  同国の今年の財政赤字の対GDP比は8.9%となり、16年の約13%から縮小したようだと、国営サウジ通信が財務省高官の発言を引用して18日に伝えた。縮小幅はエコノミスト11人を対象にしたブルームバーグ調査の中間値とほぼ一致した。

  14年の原油価格急落に伴う原油収入減少でサウジの財政赤字は15年には対GDP比約15%に膨れ上がっていた。このため同国は歳出抑制や補助金全般の削減などの緊縮策を進めてきたが、その結果、経済成長率は世界的金融危機以来最悪の水準に悪化していた。

  エコノミスト14人を対象に今月実施したブルームバーグの最新調査結果では、サウジの今年の成長率はマイナス0.5%と予想されている。

原題:Saudi Budget Gap Falls Below 10% in 2017, Finance Ministry Says(抜粋)

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