世銀:中国の成長鈍化を予想、レバレッジ解消で-18年6.4%に

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  • 19年は6.3%と、今年の6.8%を下回る見通し-世銀の四半期報告
  • 消費の重要性が高まる中で経済のリバランスが進展している

Pedestrians walk past commercial buildings illuminated at dusk in the Lujiazui Financial District in Shanghai, China.

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

世界銀行は中国のレバレッジ解消政策が徐々に定着する中で、同国の経済成長が今後2年間に鈍化すると予想している。

  世銀の四半期報告によれば、中国の2018年の成長率は6.4%、19年は6.3%と、今年の6.8%を下回る見通し。同国では消費の重要性が高まる中で成長に占める投資の割合が低下しており、今年に入り経済のリバランスが進展していると世銀は指摘した。

  「慎重な金融政策や金融業界の規制強化、経済再編とレバレッジのペース抑制に向けた政府の取り組みが、成長鈍化の要因となる見通しだ」と世銀は分析。「経済状況が現在良好なため、マクロ経済の脆弱(ぜいじゃく)性を一段と低下させるのに特にうってつけの時期だ」と指摘した。

  金融業界以外でレバレッジが依然上昇していることや、不動産価格に関連した不確実性が、経済成長見通しをさらに押し下げる可能性があると、世銀は予想した。

原題:World Bank Sees China Growth Moderating as Deleveraging Bites(抜粋)

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