株式デリバティブブローカーが急落-MiFID2投機商品規制を懸念

  • IGやプラス500、CMCの株価は一時少なくとも14%を超える下げ
  • ESMAが予想より厳しい規制案を提示したことが嫌気された

 IGグループ・ホールディングスとプラス500、 CMCマーケッツなどの株式デリバティブ(金融派生商品)ブローカーの株価が18日のロンドン市場で、一時少なくとも14%を超える大幅な下げとなった。一部の投機的金融商品について、欧州連合(EU)監督当局が予想より厳しい規制案を提示したことが嫌気された。

  これらの会社は、現物を保有せずに株式や通貨、商品の投機的売買を可能にするデリバティブの差金決済(CFD)取引の主要プラットフォームを一般投資家向けに運営している。IGグループは一時14.5%、プラス500は18.7%、 CMCマーケッツは18.8%それぞれ下落した。

  欧州証券市場監督機構(ESMA)は15日遅く、EUの金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)で規定された権限を行使し、顧客が約定売買で被る損失やレバレッジの制限、為替金融商品の一種であるバイナリーオプションの販売禁止などの規制を検討していることを明らかにした。

  ESMAは「為替のローリングスポット取引を含むCFDやバイナリーオプションのような投機的金融商品がリテール顧客に提供されることをかなり長期にわたり懸念しており、この分野の監視および監督の収れん作業を進めている」と説明した。

原題:IG, Plus500 Plunge as EU Watchdog Signals Derivatives Crackdown(抜粋)

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