【NY外為】ドル反落、時期的な薄商い-南ア・ランドは大幅高

更新日時
  • ドル、スウェーデン・クローナに対しきつい下げ
  • 税制改革法案の通過見込まれるも、ドルは「事実で売られた」可能性
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

18日のニューヨーク外国為替市場ではドルが反落。クリスマス休暇を控え薄商いとなる中、ドル指数は3営業日ぶりに下げた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.5%安まで下落。米国債利回りが一部上昇するのに伴い、ドル指数は下げ幅を縮小した。ドルは主要10通貨の大半に対して下げ、特にスウェーデン・クローナ、ポンド、スイス・フランに対しての下落が目立った。新興国通貨では南アフリカ・ランドが大きく上昇。与党アフリカ民族会議(ANC)がズマ大統領の後継者となる新議長(党首)にラマポーザ副大統領を選出したことが手掛かりとなった。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%下落。ドルは対円で0.1%未満下げて1ドル=112円58銭。対ユーロでは0.3%安の1ユーロ=1.1782ドル。

  この日のドルの下落は、税制改革の動きに関連する「うわさで買って事実で売る」動きがみられる中、ドル買い持ち高の巻き戻しに関連している可能性があると、トレーダーの1人は指摘した。

  全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴがこの日発表した12月の米住宅市場指数は74と、前月の69(速報値70)から上昇した。

  ドルは円に対し小幅下落。早い時間での下げの大半を午後に埋める展開となった。

欧州時間の取引

  ユーロはドルに対し3営業日ぶりに上昇。前週末15日の下げを全て埋め、1ユーロ=1.1800ドルの節目に接近した。インターバンク勢による押し目買いに短期筋が加わった。米国の税制改革法案が週内にも議会を通過し、トランプ大統領にとっての政策課題達成に道を開くとの楽観が強いにもかかわらず、ドルの支援材料とはならなかった。
原題:Dollar in Doldrums as Flows Are Muted; Krona and Rand Post Gains(抜粋)
Euro Reverses Friday’s Drop as Option Traders See Range Holding(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE