トランプ米大統領、中国は「戦略的競争国」と宣言へ

トランプ米大統領と習近平国家主席

AP Photo/Alex Brandon, File

トランプ米大統領は18日、貿易・経済関係を巡る自身の見解を色濃く反映した公式の国家安全保障戦略に関する演説で、中国は米国にとっての「戦略的競争国」だと宣言する。トランプ政権の関係者が明らかにした。

  関係者によれば、大統領が用いる文言は、中国が「経済的侵略」に関与していると先週名指ししたマクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)の言葉よりは柔和となる見通し。ただ、中国が標的となり得る経済関連措置の概要を打ち出す見通しで、大統領選勝利以来トランプ氏が習近平・中国国家主席に対し取ってきたより懐柔的な姿勢からの転換が示されるもようだ。

  米国議会が義務づけている国家安全保障戦略の最新版は、北朝鮮の核計画、国際テロリズム、ロシアの好戦的姿勢、中国の影響力の高まりなど、幅広い世界的課題に対するトランプ政権のアプローチに言及する。

  関係者によると、同文書は中国とロシアについて現状打破を求め、米国の国益を脅す「修正主義の大国」だと認定する。

  北朝鮮に関しては、先制的な軍事行動への具体的な言及を控える一方、大量殺りく武器の開発を推進する「ならず者国家」からの自衛権が米国にはあると明言する。イランもこうした国家として分類されるもよう。

原題:Trump to Declare China a ‘Strategic Competitor’ in Speech (1)(抜粋)

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