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ウォール街ボーナス、寂しい数字に-退屈な1年影響との見方

更新日時
  • BofAの金利トレーダー、ボーナス総額は10%以上減少か
  • JPモルガン・チェースでは約5%減の見込み
A pedestrian walks along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

A pedestrian walks along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
A pedestrian walks along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

3回の米利上げに欧州2カ国の重要な選挙、2008年以来で最大の中国人民元上昇と、2017年はイベントが多かった。普通ならマクロトレーダーは多忙になり、従ってボーナスにも期待が持てるところだが、現実はそういかないもようだ。

  金利や為替の方向を見込んだ取引で積極的に出る理由を投資家は見いださなかった。この結果、ウォール街各社のトレーディングデスクの収入は大幅に減少。バンク・オブ・アメリカ(BofA)では金利トレーダーらのボーナス総額が前年から10%以上減る公算が大きいと、説明を受けた関係者が述べた。事情に詳しい別の関係者によると、JPモルガン・チェースでもボーナスは約5%の減少が見込まれている。

  人材紹介会社オプションズ・グループのマイク・カープ最高経営責任者(CEO)は、「金利トレーディングの業績は絶対的なベースで悪かったわけではないが、大きなきっかけがなかったため昨年ほど好調ではなかった」と説明。「フランスとドイツの選挙が活動を促すだろうと誰もが期待したが、そうならなかった」とコメントした。

  昨年は英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を決め、米大統領選挙ではドナルド・トランプ氏が勝利するなど大きな驚きがあった。それに対し今年のトレーディング環境についてJPモルガンのマリアン・レーク最高財務責任者(CFO)は、「きっかけになるものがあまりなかった。あまり興奮するようなものではなかった」と語った。

  オプションズ・グループは先月、ボラティリティーが低く、想定外のイベントが少ないことから、債券と株式の両方で大半のトレーダーの報酬は今年減少するとの見通しを示した。ジョンソン・アソシエーツは、株式トレーダーで横ばいから5%減、債券トレーダーはそれより若干大きな減少になると見積もった。

原題:Bank Bonus Pools Look Shallow in Quiet Trading Year (Correct)(抜粋)
Bonuses Seen Falling for Macro Traders in Letdown From 2016 (1)

(第4段落に加筆して更新します。更新前の記事は人民元上昇を訂正しました.)
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