ゴールドマン:米利上げの決定要因、市場は経済成長を過小評価

  • インフレと賃金のデータに重点を置き過ぎているとリポートで指摘
  • 米成長が潜在成長率を上回る可能性が高まれば利上げ加速もと分析

Goldman Sachs Group Inc. headquarters

Photographer: Ron Antonelli

米金融政策における米国の経済成長の重要性を投資家は過小評価しており、予想を裏切る傾向にあるインフレと賃金のデータに相対的に重点を置き過ぎていると、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

  ヤン・ハッチウス氏ら同行エコノミストは17日のリポートで、米経済成長が潜在成長率を上回って推移する公算がより大きくなるように見え始めれば、労働市場過熱の可能性が高まり米利上げペースが加速し得ると記した。

  同氏らは「物価と賃金のデータを市場が高度に重視しているのはごく当然だが、金融政策見通しにおける成長指標の重要性を市場は過小評価している可能性があると、われわれは考えている」と指摘した。

  ゴールドマンは米金融当局による来年の利上げ回数を4回と予想。米連邦公開市場委員会(FOMC)は今月の会合で3回との見通しを据え置いた。

原題:Goldman Says Growth Is Bigger Fed-Hike Factor Than Market Thinks(抜粋)

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