マテル:10億ドル規模の社債発行-短期債務の借り換えに向け

  • 表面金利は6.75%、同等の格付け債の平均を2ポイント超上回る
  • 格付け大手2社がマテルをジャンク級に格下げ

米玩具メーカー、マテルは10億ドル(約1130億円)規模の社債(2025年償還、表面金利6.75%)を発行した。同社は短期債務の借り換えに向け市場から利回りの上乗せを求められていた。

  ブルームバーグ・バークレイズ指数によると、表面金利は当初協議していたレンジの下限(上限7%)となったものの、同等の格付け債の平均を2ポイント余り上回っている。マテルの社債発行は今年初めて。マテルは先週、格付け大手2社によってジャンク級に格下げされた。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マリアム・シャーザド氏とマイケル・ヘイレン氏は先週のリポートでマテルの起債について、「中核ブランドの回復と新興市場における同社の成長にとって必要不可欠」と指摘。同社の18年の業績について、「商品の製造中止や祝日の余剰在庫、販売低迷、広告・金利コスト上昇で圧迫されるだろう」と予想した。

  マテルに15日、取材を試みたが今のところ応答はない。届け出によると、起債による調達資金は来年満期を迎える社債の借り換えや同社のコマーシャルペーパー(CP)関連の支払いに充てる。同社は現在のリボルビング与信枠に代わり、新たに在庫などの資産を担保とする16億ドルの与信枠を設定することも計画しているという。

原題:Mattel Pays Up to Refinance Debt at Tough Time for Toymakers(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE