AT&Tトップがボーイングなどの取締役退任-政府との法廷闘争控え

米AT&Tのランダル・スティーブンソン最高経営責任者(CEO)が、ボーイングエマソン・エレクトリックの取締役を退任した。事情に詳しい関係者によると、タイム・ワーナー買収計画の承認を勝ち取るための米政府との訴訟の影響が両社に及ぶのを避けるためだという。

  スティーブンソン氏(57)は、連邦政府の請負業者であるボーイングとエマソンへの影響を回避するため、両社との関係を断つことが賢明だと判断した。協議が公にされていないことを理由に同関係者が匿名で語った。両社は15日、それぞれ当局への届出書で同氏の取締役退任を発表。それによれば、同氏はタイム・ワーナー買収を巡る訴訟に集中する必要があるためだと説明したという。

  米司法省は、AT&Tによる854億ドル(約9兆6200億円)でのタイム・ワーナー買収計画を阻止するため提訴した。テレビ業界の競争を守るためだとした。AT&Tは法廷で争う準備をしている。

原題:AT&T CEO Exits Boeing, Emerson Boards Ahead of Government Fight(抜粋)

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