今年の米10年国債利回りレンジ、1965年以来最も小幅にとどまる方向

  • 1965年はビートルズの「イエスタデー」「ヘルプ!」がヒットした年
  • 米英は61bp、ドイツ46bp-日本が16bpで最も小さい

The U.S. Treasury stands in Washington, D.C., U.S.

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米10年国債利回りは、1965年以来の狭いレンジで今年を終えそうだ。

  トランプ氏の大統領選勝利で膨らんだリフレ期待が勢いを失い、米金融当局が金利ガイダンスを達成する中で、今年の米10年国債利回りレンジはビートルズの「イエスタデー」や「ヘルプ!」がヒットチャート1位となった年以来の小ささとなっている。

  世界的に見ると、10年国債利回りのレンジが最も小さいは日本の16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。日本銀行の「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)」政策を踏まえれば当然かもしれない。ドイツが46bp、米国と英国が61bp、イタリアが75bpとなっている。

  • 米税制改革の実現や米連邦準備制度のバランスシート縮小、欧州中央銀行(ECB)と日銀による流動性供給の減少に加え、利回りの魅力が限定され日本勢の米国債需要が緩み、米10年国債利回りは来年1-3月期に上昇する可能性がある(タンバー・サンドゥ)
  • 備考:サンドゥ氏は、ブルームバーグ向けに執筆する金利・デリバティブ担当ストラテジスト。予想は同氏の見解であり、投資アドバイスを意図したものではありません

原題:Treasuries Least Volatile Since Beatles Era as Traders Let It Be(抜粋)

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