【NY外為】ドル上昇、税制改革法案巡る楽観で-年末控え薄商い

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Mnuchin sits on display at the U.S. Bureau of Engraving and Printing in Washington, D.C., U.S..

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

15日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続伸。午後に上げを拡大した。米税制改革法案を巡る楽観が背景にある。

  年末の休暇シーズンを迎えて薄商いとなる中、ドルは主要10通貨のうちニュージーランド(NZ)ドルを除く全てに対して値上がり。NZドルは、堅調な経済データや商品価格を背景に週間ベースでも大きく上昇している。米ドルは、ルビオ米上院議員が税制改革法案を支持する意向だとの報道後に上げを拡大した。ブレイディ下院歳入委員長は、税制改革法案で必要な署名は全て済んでおり「完了した」と述べた。

  ニューヨーク時間午後4時31分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%上昇。ドルは対ユーロでは0.2%高の1ユーロ=1.1754ドル。対円では0.2%上げて1ドル=112円61銭。

  この日は年末特有の要素もドルを支援した。ユーロの支払いをドルに転換する際のコストの指標となる3カ月物クロスカレンシー・ベーシス・スワップが一段と拡大し、ドル調達のプレミアムが高まったことが示された。

  ドルは円に対し、欧州時間は軟調な展開だったが、米国時間に上げに転じた。米国債相場が下落し、10年債利回りが上昇したことが手掛かり。

欧州時間の取引

  ドルが軟調な展開。米金融当局のインフレ見通しに対する慎重姿勢が重しとなった。特にオーストラリア・ドルやNZドルに対する下げが目立った。

原題:Dollar Advances on Tax Bill Optimism as Pound, Loonie Tumble(抜粋)
Dollar Eyes Weekly Decline as Fed Inflation Caution Offsets Hike

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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