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英EU離脱交渉が第1関門突破も、さらなる難所は今後控える

  • 移行期間の協議は今後2-3カ月での合意目指す
  • 将来の通商関係、英国は即時の協議開始望むがEUは慎重姿勢

英国の欧州連合(EU)離脱を巡る第1段階の協議は終了した。だが、今後さらに難しい部分が控えている。

  メイ英首相は交渉を離脱条件から第2段階である将来の通商関係へと進めることで、EU首脳の同意を得た。その交渉の前に移行期間に関する合意をできるだけ早く結びたい意向も首相は抱いている。

  2019年3月29日に英国が法的にEUを離脱した後の、メイ首相が「実行段階」と呼ぶ期間中はEU単一市場と関税同盟の規則に従う計画を首相のチームは打ち出している。首相はこの期間に厳密な時間制限を設けるとしており、およそ2年となる公算が大きい。

  一見したところ、この移行期間については論争はあまりなさそうだ。メイ首相は移行期間中の現状維持を望み、EUもまさにそれを提案しているからだ。

  移行期間に関する合意が今後2-3カ月以内に成立しない場合、時間的にあまり意味をなさなくなると英国側はみている。EU側もそれを心得ている様子で、3月まで移行期に関する協議を集中して行うと示唆。将来の通商関係についてEUは、一定の予備交渉を始めてもよいが詳細は3月まで開始しないとする立場だ。英国は「即時」の開始を求めているが、EU関係者は英国からまだ「説得力ある」通商合意の構想を聞いていないと述べた。

原題:Brexit Marathon Passes First Milestone But Hard Yards Lie Ahead(抜粋),*EU OFFICIAL: UK TRADE DEAL IDEAS HAVEN’T BEEN ’CONVINCING’ YET

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