ドル調達コストが急上昇、ユーロ投資家から見た米国債利回りマイナス

  • 年末恒例のドル需要に米税制改革の思惑も加わる
  • ユーロ・ドルのクロス通貨ベーシスがマイナス105bp前後

ユーロを担保にドルを借り入れるコストが急上昇し、ユーロ投資家にとっての米国債利回りがマイナスになっている。

  ユーロ圏の投資家にとって、米10年債利回りは15日にマイナス0.64%前後と1999年のユーロ導入以来の最低。米10年債の利回りは2.35%だが、ユーロをドルに転換する際のクロス通貨ベーシスがマイナス105ベーシスポイント(bp)程度となり、ドル調達プレミアムは2012年以来の大きさになっている。

  年末には例年ドル需要が高まる傾向があるが、今年は米議会で審議中の税制改革案の行方次第で米企業が資金を米国に還流させる可能性があり、法案成立の予想がドル逼迫を引き起こしているのではないかとTDセキュリティーズのジェナディ・ゴールドバーグ氏が述べた。

原題:Treasury Yields Have Never Been This Negative for Euro Investors(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE