ブレバン・ハワード、今年は過去最悪の成績か-白旗はまだ掲げず

  • 今月末に少なくとも10億ドルの顧客資金引き揚げに直面も-関係者
  • AI活用を実験中、ファンド向けサービス開始も予定

ヘッジファンド運用者としてのアラン・ハワード氏にとって、今年は自身のキャリアで最悪の1年になるかもしれないが、まだ白旗は掲げていない。

  ハワード氏(54)が率いるブレバン・ハワード・アセット・マネジメントは主力ファンドの年間成績が過去最大のマイナスになりそうで、今月末に少なくとも10億ドル(約1120億円)の顧客資金引き揚げを覚悟している。事情に詳しい関係者が明らかにした。別の関係者2人は、他の幾つかのヘッジファンドと同様、顧客に資金を全面返還するのではないかと一部投資家が考えていると匿名を条件に述べた。

  これに対してブレバン・ハワードの広報を担当するアンソニー・ペイン氏は、同社をファミリーオフィスに転換する計画はないと言明した。運用資産は10月末現在で100億ドル。事業を好転させようと、ハワード氏は自身のファンドを始めたほか、優秀な運用担当者に自己資金の運用を再び任せたほか、人工知能(AI)の活用を実験、ファンド向けサービス事業も計画している。

原題:Alan Howard Reboots as Hedge Fund Is Said to Brace for Outflows(抜粋)

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