株式ファンドは19年が転機、運用資産でパッシブがアクティブを逆転

  • 債券ファンドを加えると20年にパッシブが逆転
  • アクティブ運用の成績物足りず、見切り付け資金引き揚げる投資家も

A man sits on a bench in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle
Photographer: Michael Nagle

米国の運用担当者の心に永遠に刻まれる転換期が訪れようとしている。それはパッシブ投資がアクティブ投資を追い抜く時だ。ブルームバーグ・ニュースの試算によると、その瞬間は2019年にやって来る。

  現在のペースで低コストのインデックスファンドに資金流入が続き、相場が急落しなければ、かつてリスクに対する本能的直感や意欲でマーケットをアウトパフォームしていたストックピッカーは2番手に後退するだろう。この変化の背景には、ファンドの手数料に厳しい投資家や上場投資信託(ETF)の伸び、パフォーマンスでベンチマークを上回れないアクティブ運用ファンドを含め、数多くの要因がある。
                     
             

イラスト:Kevin Hong

            
  下のグラフは株式ファンドで19年にパッシブ運用がアクティブ運用を上回るシナリオを表す。
         

  米国籍の債券ファンドを追加した場合、パッシブ投資はアクティブ投資を20年に上回る(下記グラフ)。  
       

        
  手数料は物を言う。アクティブ運用は手数料が下がってもなおパッシブ運用より高いため、顧客を獲得するには素晴らしい成績だけが頼りだ。だが、一部投資家は満足できず、見切りを付けてアクティブ運用から資金を引き揚げている。ICIによると、米国株アクティブファンドは年初から10月まで毎月資金流出に見舞われている。 

            

          
  そしてETFだ。ETFは同種の投資信託よりもほとんどの場合、手数料が安い。02年に約100本だったETFは今や総数で2000本近くあり、投資家にはアクティブファンドの代替商品が数多く提供されている。   
      

         
原題:Passive Stock Funds Set to Take Over World of Investing in 2019(抜粋)

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