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生き残るのは一握りか、中国が13兆円規模の融資市場でリスクつぶし

  • 当局はオンライン小口融資市場の規制強化-利息に上限設定など
  • アントや陸金所、宜人貸など上位10社に恩恵が集中する可能性

中国当局はフィンテック活用で急成長する融資市場の規制を強化し、そうした融資を手掛ける企業にリスクが生じれば、片っ端からつぶす方式で取り締まりを強めている。1210億ドル(約13兆5900億円)規模に達した同市場は、アリババ・グループ・ホールディング系の金融会社である螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)や陸金所など一握りの企業が牛耳ることになりそうだ。

  中国当局は今月、オンライン小口融資業者を対象に利息上限を設けたほか、違法な業者は閉鎖する方針を示した。マッコーリー・グループは規制強化によって同国で何千社に上るフィンテック融資会社の多くが淘汰され、宜人貸趣店を含む上位10社が市場の半分余りを占めるようになると予想している。

  生き残った企業には、向こう数年にわたって大きな利益を得るチャンスがある。マッコーリーによれば、中国のフィンテック企業による与信は2022年までに7倍余りに増えて6兆2000億元(約105兆円)に達する見通し。市場の約半分は、少額で短期だが高い利息を課すことの多い小口貸し出しだという。

Cranking Up Credit

  RHBセキュリティーズ香港の孫明アナリストは、借り入れを望む人たちが残ったプレーヤーに目を向けるため、平安保険(集団)系の陸金所やアントが恩恵を受けると予想。マッコーリーのアナリスト、デクスター・シュー氏(台北在勤)は既に中国では上位10位までのフィンテック企業による融資が全体の36%を占めると指摘。「トップ10以外は一掃される可能性がある」と述べた。

  アントは規制の影響についてコメントできないと回答。陸金所と趣店、宜人貸の担当者に電子メールでコメントを求めたが返答はない。

原題:China’s War on Risk Hands $121 Billion Loan Market to Big Firms(抜粋)

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