アディダス株が一転下落-年初来上昇率でナイキが再びリード

  • アディダスの株価は今週に入り約7%安と大きく値下がり
  • 北米の販促が市場の懸念材料-カウエンのカーナン氏

Customers browse goods inside an Adidas AG retail store in Herzogenaurach, Germany.

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

独スポーツ用品メーカー、アディダスの株価は今週に入り約7%下落。このままいけば週間ベースで約1年ぶりの大きな下げとなる。「アスレジャー」と呼ばれるスポーティーなファッションのウエアやクラシックなスニーカーの売り上げが伸び、先週までアディダス株の年初来上昇率はライバルの米ナイキを上回っていたが、この下げで逆転を許した。

  パイパー・ジャフレーのアナリスト、エリン・マーフィー氏(ヒューストン在勤)は「ロジスティクスの遅れが原因で、アディダスの北米ホリデーシーズンの受注は圧迫される可能性がある」と指摘した。

  一方、カウエンのアナリスト、ジョン・カーナン氏(ニューヨーク在勤)は、主要商品を50%値引きするというアディダスが今週送付したマーケティングの電子メールを引用、「アディダスの販促活動は明らかに市場の懸念を招いている」と14日付のリポートに記した。

  アディダスは先月、2017年通期の増収率が為替の影響を除くベースで17-19%になるとの見通しを据え置いた。ブルームバーグの集計データによると、同社の7-9月期の売上高に占める北米の割合は20%。ナイキは21日に9-11月期の決算を発表する。

原題:Adidas Shares Stumble, With Nike Edging Back in Front for Year(抜粋)

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