クアルコムがアップルにリベート、EUが競争法違反で処分も-関係者

  • 他の半導体メーカー排除を狙ったインセンティブが競争法に違反も
  • 制裁金が科されることが予想されるが、関係者は言及せず

半導体メーカーの米クアルコムが自社製品を採用する見返りとして、米アップルに不当な支払いを行い競争を阻害したとして、欧州連合(EU)が数週間以内にクアルコムに処分を科す可能性が高い。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  調査の継続を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、他の半導体メーカーの排除を狙ったアップルへのインセンティブ支払いが競争法(独占禁止法)違反に当たるとEU当局は判断する見通し。

  EU当局は米インテルを巡る同様のケースでEU司法裁判所が9月に示した判断を検証しており、クアルコムに関する調査結果を来月にも公表する可能性がある。同社に制裁金が科されることが予想されるが、関係者はその可能性には言及していない。
  
  クアルコムとEUの欧州委員会はコメントを控えている。アップルからのコメントは今のところ得られていない。EUは先にスマートフォンメーカー1社へのクアルコムの支払いが競争を阻害していると指摘したが、スマホメーカーの社名は明らかにしていなかった。

原題:Qualcomm Is Said to Face EU Antitrust Rebuke for Apple Payments(抜粋)

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