エリオット、ヘスのジョン・ヘスCEOに退任要求-関係者

  • ヘスの東南アジア資産売却や自社株買いを要求
  • 事業売却に反対するCEOと株価低迷にいら立ち

アクティビスト投資家のエリオット・マネジメントは、米石油会社ヘスの最高経営責任者(CEO)ジョン・ヘス氏の退任を求めている。低迷を続ける株価と、同CEOが事業売却に反対とみられることへの不満から、同社との4年にわたる反目に再び火をつけた。事情を知る複数の関係者が、非公開情報であることから匿名を条件に明らかにした。

  エリオットは同社に対し、東南アジアにある資産の売却と、配当よりも自社株買戻しに軸足を置くようを要求している。

  エリオットのシニア・ポートフォリオマネジャー、ジョン・パイク氏は、「われわれはヘスの長期株主として、同社株のアンダーパフォーマンスが継続していることに失望している。ヘスの株価評価の深刻な低迷を是正するためには大きな変化が求められ、遅滞なく発表される必要がある。株主は我慢できなくなっている」と電子メールで指摘した。ヘスの株価は今年32%下落、S&P500エネルギー株指数の構成銘柄でパフォーマンスは下から4番目になっている。

  同社は電子メールで、「ヘスの取締役会は、現在の戦略およびジョン・ヘス氏をCEOとして全員一致かつ明白に支持する」と表明した。エリオットの要求については、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、複数の匿名の関係者を引用して先に伝えていた。

原題:Elliot Is Said to Seek John Hess Ouster From Hess Amid Sale Push(抜粋)

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