日銀短観の癖、実績では下振れる設備投資計画-好調も楽観は禁物

The Bank of Japan (BOJ) headquarters stands in Tokyo, Japan.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本銀行が15日に発表した企業短期経済観測調査(短観、12月調査)では、前向きな2017年度の設備投資計画が確認された。全規模・全産業で6.3%の増加計画となり、前回の4.6%から改善した。

  しかし楽観視ばかりはできない。半年後の6月調査で発表される実績は、12月短観での設備投資計画を下回ることがほとんどだからだ。

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  日銀によると、大企業は工事の遅れや案件の翌年度への繰り延べなどで、実績が計画を下回る傾向がある。キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、マーセル・ティエリアント氏は短観発表後のリポートで「企業の投資計画は、機械や設備への投資実績に比べてかなり高めに設定されている」と指摘した。

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