イエレン議長、最後のFOMC後会見で労働市場での勝利を宣言

  • 労働経済学者出身のイエレン議長、市場のスラックを克服
  • 「われわれは完全雇用に極めて近接している」

イエレン議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は13日、連邦公開市場委員会(FOMC)後に予定されたものとしては在任中最後となる記者会見を、米経済が重要な節目に到達しつつあると宣言して締めくくった。

  労働経済学者出身のイエレン議長は2014年の就任以来、リセッション(景気後退)で傷ついた労働市場を回復させることを任期中の中核に据えてきた。13日のFOMC声明で雇用情勢に関する文言が前回の「やや一層力強さを増す」から「力強さを維持する」に変更された後、議長は会見で「われわれは完全雇用に極めて近接している」との認識を示した。

  これはイエレン氏が来年2月3日の退任時に、次期議長に指名されているパウエルFRB理事に健全な雇用情勢を引き継ぐことを意味する。イエレン議長は「労働市場は現時点で過熱していない」とも述べ、雇用がさらに数カ月増加してから落ち着く可能性を認めた。また、「労働市場は良好で力強い。米国の家庭や労働者の幸せに非常に重要なことだ」と付け加えた。

ワシントンでの記者会見で米国の労働市場についてコメントするイエレンFRB議長

(出所:Bloomberg)

原題:Yellen Declares Job Market Victory in Her Final Press Conference(抜粋)

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