Jアラートが「北朝鮮からミサイル」、でも避難したのは5%台

  • 避難しなかった理由は「意味がないと思った」が4割超に
  • 12道県の5000人を対象にインターネット調査を実施

Televisions being sold at an Onoden Co. electronics store display an image of North Korean leader Kim Jong Un during a news report on North Korea's missile launch in Tokyo, Japan.

Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

8月と9月に北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を通過した際、全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報を受けて地下に避難するなどの行動を取った人は5%台にとどまった。政府が13日発表したインターネット調査で分かった。

  調査は8月29日と9月15日のミサイル発射の際にJアラートで情報を伝達した12道県の5000人ずつを対象に実施。避難等の行動を取ったと回答した人は8月が5.4%、9月が5.6%で、「不必要と考え、避難等しなかった」は8月が48.2%、9月が50.8%だった。 避難しなかった理由(複数回答)は「意味がないと思った」が最も多く、8月44.3%、9月46.3%だった。

  対象となった2回のミサイル発射は早朝に行われ、政府はまず「ミサイル発射」、その後、「ミサイル通過」をJアラートで情報伝達した。

  通過情報が伝わる前に発射を「知っていた」人は両月とも6割を超えた。手段(複数回答)としてはスマートフォンなどへの速報メールが最も多く、8月が71.7%、9月が67.9%だった。知らなかった人の理由は情報伝達に「気がつかなかったため」が最も多く、8月は48.2%、9月が52.9%。「就寝していたため」は8月が48.1%、9月が43.3%だった。

  ミサイル発射を知った際の第一印象を聞くと「漠然とした不安を感じたが、身の危険や恐怖までは感じなかった」がいずれも半数を超えた。

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