国連事務次長が北朝鮮に強い懸念、訪朝後に-外交当局者(1)

更新日時
  • 11月下旬の北朝鮮ミサイル発射後にフェルトマン事務次長は平壌訪問
  • 北朝鮮は交渉に適した時期とは認識せず-事務次長

フェルトマン国連事務次長は北朝鮮を訪問した後で、同国の核兵器開発について強く懸念している。北朝鮮訪問で説明を受けた国連安全保障理事会の欧州1カ国の外交当局者が明らかにした。

  同当局者によると、フェルトマン事務次長は北朝鮮が現在は交渉に適した時期と見ていないと報告した。説明が非公開だったことを理由に匿名で語った。同当局者によれば、北朝鮮は抑止力を実現するまで核開発を継続する計画だという。

  同事務次長は北朝鮮が11月下旬にミサイルを発射したのを受けて平壌を訪問した。事務次長の報道官、ホセ・ルイス・ディアス氏は「フェルトマン事務次長は安保理メンバーに朝鮮半島情勢に関する深い懸念を鮮明な言葉で伝えた。平壌ではこの問題についてやや異なる認識がある」と述べた。

平壌を訪問したフェルトマン国連事務次長

写真家:金ウォンジン/ AFP via Getty Images

  フェルトマン事務次長は12日の安保理会合後に記者団に対し、平壌での協議のインパクトについては確信が持てないと述べた上で、「ドアを少し開けたと思う。交渉による解決への扉が今後、広く開かれることを心から期待する」と語った。

  ティラーソン米国務長官は北朝鮮問題に関する15日の安保理会合に出席する。

原題:UN’s North Korea Envoy Is Said to Be Very Worried After Trip (1)(抜粋)

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