【NY外為】ドルが8日ぶり下落、FOMC決定やCPIに反応

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  • FOMC、来年の利上げ回数3回で予測据え置き
  • 11月の米CPI、コア指数の伸びが市場予想に届かず
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

13日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に下げ足を速め、この日の安値を付けた。FOMCはこの日0.25ポイントの利上げを発表。また来年の利上げ回数については3回との予想を据え置いた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.7%低下。前日まで7営業日続伸と、約2年で最長の連続高となっていた。ドルはこの日、主要10通貨全てに対して値下がり。FOMCによる政策決定発表前の段階でもドルは軟調だった。11月の米消費者物価指数(CPI)統計では、コア指数の伸びが市場予想に届かなかったことに反応した。

  ニューヨーク時間午後4時53分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.7%低下。ユーロは対ドルで0.8%高の1ユーロ=1.1831ドル。ドルは対円で0.9%下げて1ドル=112円54銭。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は声明発表後の記者会見で、向こう2年程度はインフレ率が2%前後で安定すると予想したほか、物価圧力に影響する要素については完全に理解されていないとの認識を示した。

  CIBCのFXマクロストラテジスト、バイパン・ライ氏は、FOMC決定に対するドルのネガティブな反応は「インフレを巡って懸念があることを示している」と分析。その上で、「投票権を持つメンバーの構成が来年変わる点は重要だが、景気循環の現時点においてドルが中長期的な手掛かりをFOMCから得ることはあまりない」と加えた。

  この日のFOMC決定発表後、市場が織り込む3月の利上げ確率は約68%。

  FOMC会合が終わり、市場の焦点は14日に移る。同日には欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)、スイス中銀、ノルウェー中銀が政策決定を発表する。ECBに関しては政策金利をはじめ、現行の金融政策を据え置くと見込まれている。

欧州時間の取引

  ドルは欧州時間も下落。アラバマ州上院補欠選挙で民主党候補が勝利したとの報道を受けてトランプ大統領の政権運営に不透明感が広がり、アジア時間にドル売りが優勢となったが、欧州時間も軟調な動きが続いた。

原題:Dollar Declines Amid CPI, Fed Decision, Ending 7-Day Win Streak(抜粋)
Soft U.S. Core Inflation May Keep Fed From Speeding Up Hikes(抜粋)
Dollar Slips on Trump Senate Setback Ahead of Fed Rate Decision

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