グレンコア、コバルト生産をほぼ倍増へ-EVバッテリー需要で

  • 実現すれば2019年までに世界の供給量の約40%握ることになる
  • グレンコアはVW、テスラ、アップルなどと供給契約を協議

スイスの資源商社グレンコアはコバルト産出量を向こう2年間でほぼ倍増する。計画通りなら、電気自動車(EV)用バッテリーの主要部材市場での優位性を一層強めることになる。

  グレンコア傘下のカタンガ・マイニングは11日、事業を展開しているコンゴ(旧ザイール)で、2019年に最大3万4000トン前後のコバルトを産出する計画だと発表した。グレンコアのアイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者(CEO)は今年8月、同国での年間産出量見通しを2万トンとしていた。最新データによれば、目標通りならグレンコアは世界の供給量の約40%を握る可能性がある。

 石炭から亜鉛まで幅広く生産し、100前後の原材料を取引しているグレンコアは、自動車・バッテリー事業者からの需要増で、年初来でコバルト価格が2倍以上になっていることを受けて、コバルト生産に照準を定めている。

  グラゼンバーグCEOは12日、同社が既にフォルクスワーゲン(VW)やテスラ、アップルに加え、各種バッテリーメーカーとの間で、供給契約締結について協議したことを明らかにした。

  ブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピーのピーター・グラウアー会長はグレンコアのシニア独立非執行取締役を務めている。

原題:Glencore to Double Cobalt Output on Electric Vehicle Demand (1)(抜粋)

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