ドイツの賃金上昇、インフレ加速待つECB総裁には物足りない公算

  • 独連邦統計局が発表した17年の交渉賃金指数は2.3%上昇
  • 独賃金上昇は持続可能なインフレ加速を促す重要な要素

ドイツで賃金が上昇している。だがわずかだ。独連邦統計局の速報によれば、2017年の交渉賃金指数は前年比2.3%上昇。3年ぶりの大きな伸びだが、12ー14年に記録した昇給率には及ばない。

  欧州一の経済大国であるドイツの賃金上昇は、持続可能なインフレ加速を促す重要な要素として注視されており、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は金融刺激策を解除する前にそうしたインフレ状況を確認したいと望んでいる。ECBは14日、今年最後の政策委員会をフランクフルトで開く。

  12日発表された独交渉賃金指数はホリデー・クリスマス賞与や奨励金、退職金など1回限りの支払いを含めている。こうした項目を除いた指数は2.8%上昇した。

原題:Weak German Wage Gains Leave Draghi Waiting for Inflation Spark(抜粋)

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