ドラッケンミラー氏:今年は投資機会という意味で恐らく最悪の年

資産家で投資家のスタンリー・ドラッケンミラー氏は、今年は厳しい年だったとの見解を示した。同氏はマクロ投資で長期にわたって高い運用成績を記録している。

  ドラッケンミラー氏は12日、CNBCとのインタビューで「今年は投資機会という意味で恐らく最悪の年だった」と述べた。

ドラッケンミラー氏

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  株式投資は好調だったものの「マクロ投資は本当にうまくいかず」、通貨については今年、運用成績が初のマイナスとなる可能性があることを明らかにした。同氏は1992年にジョージ・ソロス氏による100億ドル相当(現在のレートで約1兆1400億円)のポンド売りを仕掛けたことで知られる。

  ビットコインについては、市場関係者は「採掘」に必要なエネルギーの量を見過ごしていると指摘。「ビットコインの市場関係者の大半が気候変動対策に関心のある西海岸の人々であることは興味深い。私にはこの関係がよく分からない。われわれはこぞって気候に何らかの悪影響を及ぼしつつあるこの危険な通貨を支持しようとしている」と語った。

  ビットコインは美術品やワイン、株式、クレジットと同じくいずれも「上昇一辺倒」だと説明。市場には大きなひずみがあるとし、「全て2パーセントのインフレ目標が影響している」と話した。

  同氏はまた、中国のソーシャルネットワーク運営最大手テンセント・ホールディングス(騰訊)と米アマゾン・ドット・コムの株式に対して強気だと述べた。

原題:Druckenmiller Says He’s Had Worst Year Relative to Opportunities(抜粋)

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