【米国株・国債・商品】S&P500とダウが高値更新、原油は反落

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  • 株は後半伸び悩む、共和党ポール上院議員の歳出法案不支持表明で
  • 国債は小幅続落、30年債入札結果はまずまず
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

12日の米株式市場では、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が続伸。投資家は主要中央銀行の政策決定会合や、アラバマ州で行われる上院議員補欠選挙を意識していた。国債は小幅続落。インフレ加速を示唆する米生産者物価指数(PPI)を受けて売られたが、30年債入札の結果がまずまずだったことで下げ幅を縮小した。

  • 米国株は続伸、S&P500とダウが最高値更新-午後は伸び悩む
  • 米国債は続落、米PPIが予想以上の上昇-午後には下げ幅縮小
  • NY原油は反落、北海パイプライン閉鎖を巡る懸念が薄れる
  • NY金は4日続落、米利上げ見通しで

  米国株は共和党のランド・ポール上院議員(ケンタッキー州)がツイッター投稿で「財政を破綻させる」歳出法案は支持しないと表明した後に上げ幅を削ったが、引けにかけて小戻した。S&P500種とダウ平均はいずれも連日の過去最高値更新となった。テクノロジー銘柄の比重が高いナスダック100指数とナスダック総合指数はともに下落。通信、銀行、金融株が大幅高となる一方で、公益事業や半導体が下落した。

  S&P500種は前日比0.2%高の2664.11。ダウ工業株30種平均は118.77ドル(0.5%)高の24504.80ドル。ナスダック総合指数は0.2%安。ニューヨーク時間午後4時30分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.40%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。北海の主要パイプライン、フォーティーズ・パイプライン・システムの閉鎖による供給混乱の懸念が後退した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は85セント(1.5%)安の1バレル=57.14ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.35ドル下げて63.34ドル。

  ニューヨーク金先物相場は4営業日続落。過去6カ月で最長の連続安となった。米利上げが予想されていることに加え、経済データの改善やインフレ加速が材料視された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.4%安の1オンス=1241.70ドルで終了。一時は1238.30ドルと、中心限月としては7月以来の安値をつけた。

  11月の米生産者物価指数(PPI)は、前月比0.4%上昇、前年同月比では3.1%上昇。それぞれアナリスト予想の平均を上回ったことを受け、10年債利回りは一時2.4%を突破した。MUFGユニオン・バンクのエコノミスト、クリス・ラプキー氏は電子メールで「PPIは3%上昇しており、これが米金融当局のインフレ慎重派にも今週利上げしていいとの確信を与えるだろう」と指摘した。

  米国債は午後、30年債入札が堅調な結果となったことで長期債を中心に下げ幅を縮小した。5年債と30年債の利回り差はこの日60bpに縮小した。

原題:Stocks Bounce After Paring Gains, Dollar Advances: Markets Wrap(抜粋)
USTs Pare Losses After 30Y Sale; Front-End Spread Trades Ramp Up(抜粋)
Crude Slips as Worries Soften Over North Sea Oil Pipeline Crack(抜粋)
Gold Traders ‘Jaded’ to Global Fears Ahead of Expected Fed Hike(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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