【NY外為】ドル指数7日続伸、PPI予想上回る-FOMC待ち

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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

12日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が7日続伸。米インフレ指標が予想を上回ったことから買いが優勢になった。投資家の注目は13日の消費者物価指数(CPI)と連邦公開市場委員会(FOMC)声明に移っている。FOMCでは0.25ポイントの利上げが広く予想されている。

  共和党のランド・ポール上院議員が「無謀な赤字財政支出」を支持しない考えを示すと、ドルは伸び悩む場面もあったが、すぐに戻した。

  11月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇、前年同月比では3.1%上昇した。それぞれアナリスト予想の平均(前月比0.3%上昇、前年同月比2.9%上昇)を上回った。

  ニューヨーク時間午後4時48分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇。ドルは対円で変わらずの1ドル=113円56銭、対ユーロでは0.2%高いの1ユーロ=1.1741ドル。

  米国債の下落もドルの支援材料となった。10年債利回りは一時、2.374%まで低下していたが、2.40%を上回る水準まで上昇した。この利回りの動きはユーロ圏中核国の利回りの動きを上回り、ドルの上昇に寄与した。

  投資家はこの日から2日間の日程で始まったFOMC会合の結果を待っている。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は13日、会合後に最後の記者会見に臨む。

  フィデリティ・インターナショナルの運用担当者、リック・パテル氏は「広く予測されている利上げで、懐疑派は間違っていたことを知らされるだろう。FOMCが2017年に自身の予測通りに利上げを実施したが、ちょうど昨年の今頃、市場はこれを大いに疑っていた」と指摘。「賃金の伸びや労働市場、一過性のインフレ要因に関する発言に注目が集まるだろう」と述べた。
  
欧州時間の取引

  ドルはユーロに対してほぼ変わらず。欧米の主要中央銀行の会合を控え、ドルの買い持ちを増やす動きは手控えられた。

原題:Dollar Logs Year’s Longest Win Streak as Traders Brace for Fed(抜粋)
Dollar Halts Advance as Fed Policy Decision Takes Center Stage(抜粋)

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