サブプライム空売りで名を挙げたパスポート、旗艦ファンド閉鎖へ

  • 「過去2年のリターンは受け入れ難い」-創業者バーバンク氏
  • サブプライム住宅ローン空売りで07年にプラス220%超のリターン

世界的な金融危機が起きる前にサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン資産の空売りで注目を浴びたジョン・バーバンク氏は、リターン落ち込みを理由に自身のヘッジファンド運営会社パスポート・キャピタルの旗艦ファンドを閉鎖する。

  バーバンク氏は11日付の投資家向け書簡に、同ファンドの「過去2年のリターンは受け入れ難く、現在の環境で資金をいかに運用するのか再考を迫られた」と記した。この内容は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じた。同書簡によると、パスポート・キャピタルは引き続き、スペシャル・オポチュニティーズ・ファンドとサウジアラビア関連株に焦点を絞る。

  同氏は2000年にパスポートを設立。06年にサブプライムローンの価値下落に大きく賭けたことで知られ、07年に220%超のリータンを残した。同社の資産は約50億ドル(現在の為替レートで約5670億円)でピークを付けた後、昨年と今年は大きく減らしたと、WSJ紙が匿名の投資家を引用して伝えた。

原題:Passport to Shut Global Hedge Fund After ‘Unacceptable’ Returns(抜粋)

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