ドイツ銀が国内行の顧客情報共有を検討、法令順守費用削減で-関係者

  • コメルツ銀のほか、非上場の州立銀行2行とも協議
  • ドイツ銀は顧客確認プラットフォームでIBMと提携すると先に発表

ドイツ銀行は、顧客情報を共有するプラットフォームづくりを他の国内行と共同で進めることを検討している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ドイツ銀は国内の法人顧客の情報の一部を一カ所に集約することを目指し、コメルツ銀行のほか、バーデン・ビュルテンベルク州立銀行とヘッセン・チューリンゲン州立銀行の非上場2行と協議している。関係者の1人によれば、各行はプロジェクトを推進するかどうかについて数カ月以内の決定を望んでいるという。

  ドイツ銀のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は、コンプライアンス分野は自動化すればコスト削減への寄与が期待できると繰り返し指摘。同行は「顧客確認ルールは費用がかさみ、そのため新興国での融資などの業務縮小を余儀なくされている」と今年に入り説明していた。

  ドイツ銀は、顧客情報の収集と共有を可能にするブロックチェーン(分散型デジタル台帳)ベースの顧客確認プラットフォームを巡りIBMと提携すると先に発表。それから1カ月足らずで今回のプロジェクトが明らかになった。共同プロジェクトについては、南ドイツ新聞が11日先に報じていた。

原題:Deutsche Bank Said to Mull Joint Compliance Platform to Cut Cost(抜粋)

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