ビットコイン、ウォール街上陸-先物一時26%上昇で取引停止

更新日時
  • 11日にサーキットブレーカーが2回発動した
  • 先物はビットコイン価格の上昇・下落への投機を容易にする公算

取引所運営の米CBOEグローバル・マーケッツで10日、仮想通貨ビットコインの先物取引がスタート。ビットコインはウォール街上陸を果たした。
 
  先物は11日に一時26%値上がりし、サーキットブレーカーが2回発動した。当初の取引高はディーラーらの予想を上回った。CBOEのウェブサイトではアクセスが急増し、処理遅延と停止が発生した。ウェブサイトの問題は取引システムには影響がなかったとCBOEが説明した。同日はビットコイン現物価格も上昇した。

  上海に拠点を置くコンサルティング会社カプロンアジアのマネジングディレクター、ゼノン・カプロン氏は「ビットコインよりも値動きの激しいものはめったに見掛けないが、それを見つけた。ビットコイン先物だ」と指摘した。

  規制当局の監督を受ける取引所で先物取引が始まることは、ビットコインの将来を左右する分岐点となり得る。CBOEに続いてCMEグループやナスダックも先物を上場する予定で、従来型の投資家はビットコイン価格の上下いずれかを見込む取引が容易にできるようになる。 

  ビットコイン先物1月限はニューヨーク時間11日午後0時25分(日本時間12日午前2時25分)現在、取引開始の1万5000ドルに比べ18%高の1万7710ドル。出来高は3561枚。

  ブルームバーグが算出する総合価格によると、ビットコインの現物価格はニューヨーク時間8日午後5時を4.7%上回る1万6383ドル。

原題:Bitcoin Futures Deliver Wild Ride as Debut Brings Rally, Halts(抜粋)

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