加バリアント株価が急上昇-新たな緑内障治療薬の投入などを前に

カナダの製薬会社、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルの株価が約1年ぶりの高水準にある。資産家ビル・アックマン氏がかつて投資対象としていた同社株は、急落する前の2015年の半ばには目標株価が300ドルを上回っていた。新たな緑内障治療薬「Vyzulta」の販売開始を今月に控え、10月末からの株価上昇率は75%を上回る。さらに、充血の治療薬「Luminesse」の承認の可否について、米食品医薬品局(FDA)が今月27日までに判断する予定。

  バリアントは最近、ディメンショナル・ファンド・アドバイザーズなどのバリュー投資家の関心を集めているが、ウォール街は慎重な見方を変えていない。アナリストらの目標株価の平均は17ドルと、11日の終値を数ドル下回っている。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、エリザベス・クルトホロウ、カート・ワネク両氏は先月、VyzultaやLuminesseなどの新薬は来年初めから売り上げ低迷の相殺に貢献する可能性があるものの、18年は引き続き厳しい年になると指摘した。ブルームバーグが実施したアナリスト調査によると、Vyzultaの売上高は21年までに約1億7400万ドル(約197億円)、Luminesseは同年までに3800万ドルと見込まれている。

原題:Valeant Is Going Vertical Ahead of Some Major Year-End Catalysts(抜粋)

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