UAE・クウェート、減産終了は来年6月の市場動向次第

  • OPECと主要産油国 市場が再均衡すれば減産終了:UAE
  • 6月までに市場再均衡すれば2019年より前に終了可能:クウェート

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国は、市場が来年6月までに供給過剰を解消していれば、世界的な減産措置を同月に終了させる戦略立案が可能になると、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相が述べた。クウェートは6月までに市場が再均衡すれば、2019年より前に減産を打ち切る可能性があるとの立場を明らかにした。

  マズルーイ・エネルギー相は11日、UAEの首都アブダビで開かれたブルームバーグ主催の会議で記者団に、減産合意は原油の需給再均衡を進行させているが、いまだ過剰在庫が一部に残り、それを減らすために一段の努力が必要となっていると述べた。また、原油需要が伸びている兆候は予想外のプラス材料であり、米国のシェールオイルの増産は来年には「緩やかになるだろう」との見通しを示した。

  その上で同エネルギー相は、「6月に会合を開くが、その時には市場が一層好転し、出口戦略を発表できることが望ましい」と語った。

  OPECは11月に開いた非加盟産油国との会合で、減産を18年末まで9カ月間延長することで合意するとともに、同年6月の会合で市況を再評価し、減産措置を停止するかどうかを検討する計画。北海ブレントは減産が発効した今年1月1日以来11%上昇し、ロンドン時間午後0時6分現在、中心限月は11セント安いバレル当たり63.29ドルで取引されている。

原題:U.A.E., Kuwait Target June for Talks on Phasing Out Oil Cuts (1)(抜粋)

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