世界の武器販売額、昨年は10年以来の増加-北朝鮮懸念で韓国企業急増

  • 武器・軍事サービス販売総額は前年比1.9%増の43兆円
  • 米ロッキードの販売額は10.7%増-ストックホルム国際平和研究所

A F-35A fighter jet, manufactured by Lockheed Martin Corp

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

世界の軍事産業上位100社による昨年の武器販売額が2010年以来の増加となった。 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が11日発表した。

  SIPRIの発表資料によれば、16年の武器・軍事サービス販売総額は前年比1.9%増の3748億ドル(約43兆円)。武器製造で世界一の米ロッキード・マーチンの武器販売は10.7%増。戦闘機F35の引き渡しが寄与した。米企業による武器販売額は4%増の2172億ドルと、世界全体の57.9%を占めた。

  北朝鮮のミサイル・核兵器開発を巡る懸念から、韓国企業による販売額は20.6%増え84億ドルとなった。韓国政府は18年度予算で国防費を7%増やした。09年以来の大きな伸びとなる。中国企業はデータがなく、販売額統計には含まれていない。

  日本の大手防衛関連企業では、昨年の販売が急減。三菱重工業が4.8%減、川崎重工業が16.3%減、三菱電機は29.2%減となった。

原題:Lockheed’s F-35, North Korea Threat Push World Arms Sales Higher(抜粋)

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