仏大統領:エルサレム首都認定「和平の脅威」-イスラエル首相と会談

  • マクロン大統領は入植地の建設凍結をネタニヤフ首相に求める
  • エルサレム巡る決定が中東和平プロセスに寄与するとイスラエル首相

Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu (L) and French President Emmanuel Macron

(Photo credit should read PHILIPPE WOJAZER/AFP/Getty Images)

フランスのマクロン大統領は10日、イスラエルのネタニヤフ首相との共同記者会見で、トランプ米政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、在イスラエル大使館を移転する決定を堅持する状況では、フランスの過去の中東和平イニシアチブを直ちに再開する考えがないことを明らかにした。

  マクロン大統領はネタニヤフ首相とのパリでの会談後の記者会見で、「結局お互いのつぶし合いになるため、イニシアチブを増やさない方が望ましい。われわれは事態の進展を見守るため、数週間あるいは数カ月待つことに賛成だ」と発言。トランプ政権からの新たな提案を待つ間、イスラエルは入植地の建設凍結など「パレスチナ側への意思表示」を行うべきだと訴えた。

  ネタニヤフ首相とヘイリー米国連大使はこの日、トランプ政権のエルサレムを巡る決定が中東和平プロセスに寄与すると主張したが、マクロン大統領は「和平への脅威」だと指摘。さらにアブダビ首長国のムハンマド皇太子は「テロリストに命綱を与えた」と述べ、ペンス米副大統領が今月会談を予定する中東の複数の指導者が副大統領に会わない意向を示した。
  

原題:Macron Calls Trump’s Jerusalem Decision a ‘Danger to Peace’ (1)(抜粋)

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