中国会計監査、地方政府のデータ偽造や違法債務が明るみに

  • 全国的な監査で一部地方政府の歳入水増しや違法な借り入れが判明
  • 経済データの信頼性改善を目指す中国政府に打撃

中国当局が実施した全国的な会計監査により、一部の地方政府が歳入水準を水増ししていたほか、違法な借り入れを行っていたことが分かった。一連の不祥事を受け、経済データの信頼性改善を目指していた中国政府にとって打撃となった。

  国家審計署はウェブサイトに掲載した8日付の発表資料で、雲南、湖南、吉林省の10の都市、郡、地域のほか、重慶市が歳入を合わせて15億5000万元(約266億円)水増ししていたことを明らかにした。そのうち、12億4000万元は湖南省長沙市の望城区によるもので、地方政府の建物について虚偽の所有権移転を記載していた。

  7-9月(第3四半期)を対象にした同監査では、江西、陝西、甘粛、湖南、海南省の合わせて5つの都市ないし郡による約64億3000万元の違法債務も見つかった。

原題:China Audit Finds Provinces Faked Data and Borrowed Illegally(抜粋)

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