2018年中の逆イールド発生予測、ウォール街で無視できない潮流に

  • ブルームバーグ調査の11社中4社が来年の逆イールド発生を予想
  • 中央値でも18年末のスプレッドは30bpへの縮小見込む
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街は米国債イールドカーブがフラット化するかもしれないという熱に浮かされている。

  米短期債と長期債のスプレッドが数週間にわたり絶え間なく縮小を続けたため、ストラテジストらは2018年とそれ以降の見通しを作成する際、逆イールド発生を考慮に入れざるを得なくなった。いまや逆イールドは来年にも発生し、リセッション(景気後退)シグナルが点灯するとの予測が熱気を帯びつつある。

  ブルームバーグが先週調査した11社のうち6社が、今後2年以内に米2年国債と10年債の利回りが少なくとも短期間逆転するだろうと回答。4社は2018年にそれが発生するとの見解を示した。

  来年の逆イールド発生を予測したBMOキャピタル・マーケッツ、みずほ証券、FTNファイナンシャル、ジェニー・モントゴメリー・スコットは、2年債と10年債の利回りは2ー2.5%の間で交差するだろうと予測。この水準は2017年を通じて10年債利回りがとどまったレンジに一致する。

  米2年債利回りは直近で1.8%前後と、9月半ばの1.25%から大きく上昇した。2年債と10年債のスプレッドは年初に125ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)あったが、6日は10年ぶりとなる50bpまで縮小した。アナリストの多くは、この動きは緩やかになるものの継続するとみており、予測中央値に基づくとスプレッドは18年半ばまでに43bp、同年末までに30bpへと縮小する見通しだ。

原題:Inverted Yield Curve in 2018 Is Taking Over Wall Street Outlooks(抜粋)

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