【米国株・国債・商品】株が最高値、雇用統計を好感-原油は続伸

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  • S&P500種、ダウ平均ともに終値で過去最高値を更新
  • NY金は下落、週間では5月以来の大幅安-米利上げ見通しで
Photographer: Michael Nagle

8日の米株式相場は、欧州やアジアでの流れを引き継ぐ形で上昇。主要株価指数は最高値を更新した。11月の米雇用統計を受け、景気に対する楽観が強まった。外国為替市場ではドルが上昇し、週間では今年最大の上げとなった。

  • 米国株は上昇、雇用統計受けて景気に対する楽観強まる
  • 米国債は下落、10年債利回り2.38%
  • NY原油は続伸、中国需要回復で世界見通しが改善
  • NY金は週間で5月以来の大幅安、米利上げ見通しで

  薄商いの中、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均はともに過去最高値を更新。11月の非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を上回り、失業率は17年ぶり低水準にとどまった。米10年債利回りは小幅に上昇。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%高の2651.50。ダウ工業株30種平均は117.68ドル(0.5%)上昇し24329.16ドル。ニューヨーク時間午後4時32分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.38%。 

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸。中国の原油輸入が過去最高水準に持ち直したことから、世界見通しが明るくなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は67セント(1.2%)高の1バレル=57.36ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.20ドル高の63.40ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。米利上げや税制改革での進展が見込まれる中、ドルが上昇したことから、金の売りがかさんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.4%安の1オンス=1248.40ドルで終了。ニューヨーク時間午後2時27分現在、金スポット相場は0.1%未満上げて1247.58ドル。週間では2.6%安と、5月以来の大幅下落。

  米政府閉鎖が回避され、税制改革に向けた議論も前進したことから市場ではこのところ明るい見方が広がっていたが、この日の雇用統計でそうした楽観が強まった。

  イートン・バンスのグローバルインカム共同ディレクター、エリック・スタイン氏は「非農業部門雇用者数の伸びは非常に力強かった」とした上で、「ネガティブだったのは賃金の部分だ。ただ来週の見通しは変わらない。金融当局は利上げを決定する」と述べた。

原題:Stocks Rally as Dollar Posts Best Week This Year: Markets Wrap(抜粋)
Oil Jumps as Resurgent Chinese Demand Brightens Global Outlook
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