英銀バークレイズにEU離脱で新たな悩み、退職希望者が足りない

  • 異動対象にされるのを恐れ、転職しないことが一因-関係者
  • 離職率は過去3年間の水準から最近3ポイント低下した部門も

A sing hangs outside a Barclays Plc bank branch in London, U.K.

Phogorapher: Luku MacGregor

英銀バークレイズのジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は頭を悩ませている。退職希望者が不足しているからだ。

  事情に詳しい関係者は、バークレイズでは英国がEU離脱を決めて以降、自主退社する行員の数が減少したと明らかにした。英国と結びつきの薄い他行に転職した場合、異動対象にされるとの懸念が一部働いているのだろうと、同行幹部らはみているという。10億ポンド(約1500億円)の費用削減に取り組む同行にとって、自然減の鈍化で人事計画や採用モデルの練り直しを幹部らは迫られていると、関係者は述べた。

  自然減のペース鈍化が最も顕著なのはテクノロジー・オペレーション分野だ。非公開の情報であることから匿名を希望した関係者によると、全従業員のおよそ3分の1に相当する3万人が働くチーフ・オペレーティング・オフィスでは、離職率が少なくとも過去3年にわたって13%程度にとどまっていたのが、最近10%前後に低下した。バークレイズの広報担当者はコメントを控えた。

原題:Brexit Gives Barclays a Headache as Fewer Staff Are Said to Exit(抜粋)

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